以前、神田昌典さんの書いた本の、どれかに書いてあったのが、題名の「人生で初めて売った時の価格帯のモノを生涯売る」です。
ニュアンス的にそんなようなことが書いてあって、未だに覚えています。
皆さん、どう思いますか?
私に関して言えば、たしかにそのとおりかもしれません。
ものを売ると一言でいっても、いろいろな売り方があります。
100円のものを大量の売るのも販売だし、
数千万円の家から
数十億円の自家用ジェットやクルーザーまでいろいろあります。
生涯で初めて売ったものがケーキだった人が、将来的にペントハウスを売らないとは限りませんが、ま、一つの傾向の話なんだと思います。
先日、古い知り合いの先輩が、夫婦で旅行へ行ったそうです。
それが10日だかで300万円かかったというのです。
おなじ旅行でも、数万円のツアーから、数百万円の海外旅行までいろいろあるわけですもんね。
その人にとって、販売するのが得意な価格帯というのがあるのだと思います。
※それにしてもでかいリュックだなぁ。
私が生まれて初めて物を売ったのは、
高校の文化祭。
確かポップコーンでした。
実質2日で14万円を売り上げました。
めちゃくちゃ安いポップコーンでしたが、クラス一のカワイコに売り方を指導して、保護者狙って売ってもらいました。
ビニールに小分けして、こんな具合で、フリフリとふって、最高の笑顔でかならず相手を褒める。
ちょっとだけ語尾を伸ばして、とか、指導した覚えがあります。(笑)
そしてどこよりも高い価格設定をしました。
そしてこれが大当たり。
すぐに自分のクラスの生産ではおいつかなくなり、
他のクラスの売れないポップコーンを安く買い叩いて、
それも高値で全て売り切りました。
この体験がきっかけで、私は比較的高い値段で売ることが得意になりました。
もちろん、商道徳に反しない範囲での利益設定です
欲をかくとろくなことありませんからね。
とはいえ、世の中には100万円のマティーニがあり、それを購入する人がいるのも事実。
このマティーニ、中にダイヤモンドが入っていて
飲み終わったら、フロアの一角に待機している宝石職人が、好きなアクセサリーをそのダイアモンドで作ってくれるそうです。
適正な利益とは、高額なものになるほどよくわからなくなりますね。
京橋の古美術商では、古い器が300万円で売れています。
ふらっとはいって掛け軸2500万円 と買う人がいるのも事実です。
どれも実際の話しです。
どうしてこういう話を書いているかと言うと、
WordPress+WooCommerce+Flatsomeは、高額商品を販売するのに最適なプラットフォームであると主張したいのです!
さて、そういうわけで私はオンラインショップでも高いものを売るのが得意になりました。
このブログでは、オンライショップの構築について書いていますが、
私はたぶん、安いものを大量の売る方法を知りません。
そこは明記するか、どこかでことごとく書いておかないと、間違ったことをお伝えしてしまうなと思いました。
そのかわり、ある程度の高額書品の売り方でしたら、お伝えできると思います。
これは、WordPressをつかうとか、あまり関係ないのですが、
オンラインショップのみで営業するのならば、WixやJimdoだと、ちょっと難しいと思っています。
リアルショップがあるのなら、WixやJimdoでもOKです。
ネットショップのみで営業するならば、WordPressとWooCommerce、そしてFlatsomeの組み合わせは最強です。
これを、お伝えしていければと思っています。
突然ですが、
おが炭って知ってますか?
まあまあの焼肉屋さんで目にすると思います。
四角いちくわみたいなもの。
真ん中に穴があいています。
これ10kg2000円くらいが卸価格です。
10kgの箱を売っても利益50円とか100円しかないのです。(ホントはまじで内緒ネタ)
アホみたいな利益率ですが、これを毎月何十トン販売して利益を積み上げています。
このおが炭をネットで売ろうとしたことがあったのですが、出来ませんでした。
断念しました。
それは、オンラインショプの構築ができなかったのではなくて、1箱50円の利益のおが炭を2000箱は売らないと、ペイ出来ないと考えたからです。
2000箱売るのに必要な顧客を獲得するまでの時間が一番のネックでした。
おが炭しか売るものがないとか、
他社がおが炭が手に入らな中、自分は大量に仕入れられるとか、
何らかのオンリーワンのメリットが最初から無い限り手を出せないと判断しました。
もちろんおが炭を大量に仕入れることは出来たのですが、(しかも仕入れ値かけず)
利益率と市場環境から、断念してしまったというわけです。
これは、初めてオンラインショップを始める場合にも言えます。
できるだけ1つ目の商品が早く売れて、
そこそこの利益を得られたほうが
ネットショップも続けやすいです。
オンラインショプは自分で作るとしても、時間も費用もかかります。
かけた時間は結局、人が生きていますからお金がかかっています。
貯金があるとしても、できるだけ早く売上があったほうが良いです。
オンラインショップが出来上がった後、
1つ目の商品が売れた時に利益が50円なのと、
10,000円の場合とでは、
当然ですが全然違います。
余談ですがちなみにおが炭の販売。
月2000箱売れるようになるまでに3ヶ月かかると試算していました。
この3ヶ月、だれかがお給料を出してくれるのでしたら私はやっていました。
なぜなら、一度動き出すと、後はかなりうまくいくビジネスだからです。
燃料系のビジネスは、新規参入が少ないのと、競争が意外とゆるいので、面白いビジネスです。
売るものの価格帯でWordPressも変化していく?
もちろん、WordPressは変化しませんが、
売るものの価格帯によって、
オンラインショップの作り方も違ってきます。
安いものを大量に販売する場合は、ロジスティック・ウエアハウスも必須です。
(倉庫と言え、倉庫と。)
高額商品ならば、無くて平気です。
そして当然ですが、
WordPressに、WooCommerceを入れ、Flatsomeテーマを導入してもなお、商品の価格帯によって売り方も、ページのデザインも異なります。
今後はこれを、もう少し明確にしてコンテンツを増やしていきたいと思います。
高価格帯のオンラインショップの特徴
客単価1万円以上の商品のオンラインショップは、
クレームが極端に少ないのも魅力です。
返品もゼロに近いです。
高いものは簡単に壊れないですし、
うる側はもちろん、お買いになるお客様の真剣です。
もちろん70万円のものでも ポチッとな。
となるのですが、
70円の商品と
70万円の商品の
処品ページが同じはずがありません。
この70万円の商品ページをつくるのに、WordPressとFlatsomeは最高の相性です。
70万円とは言いませんが、数千円〜10万円の商品を扱うオンラインショップに
WordPressとWooCommerce、Faltsomeは最高です。(くどいって)
安いものを大量に売ってみたいので、誰か教えてください。
100円の物を大量に販売することが、いかに大きなビジネスであるかは、日本人ならみんな肌感覚で知っているはずです。
だから、どっちが良いかではないですね。当然。
おそらく安いものを大量に販売できたほうが、企業規模も大きくなるんだと思います。
これも肌感覚です。
私は、小資本で出来るだけ早く利益を得て事業を回していくには、ある程度の価格帯のものを売っていくほうが、楽だと思っています。
そこは私はコンサルタントじゃないんで、正しい答えはまったくわかりません。
逆に安いものを大量に販売することが得意な方には、その極意を是非教えていただきたいです。
これからオンラインショップを始める皆さんのお店も、すでに営業中のお店さんも、ますますの繁栄をお祈りしております。
がんばりましょう!
本日もお読みいただき有難うございました。