こんにちは
くさだんごの三浦です。
今まで8個くらいの海外のWordPressテーマを購入してきました。
今回は海外の有料WordPRessテーマ購入の際の注意点について解説します。
なお今回の記事で”WordPressテーマ”というときは、すべて英語圏のテーマのことを指しています。
ではまいります。
今回の記事で書いていること
海外のWordPressテーマを購入する際の注意点とオススメテーマのタイプ
ビルダープラグインが2つはいっているテーマは要注意!
今回の記事で一番伝えたいこと
海外製のWordPressテーマを選ぶならベストはオリジナルのビルダープラグインが入っているテーマ。
海外のWordPressテーマの種類と傾向
海外製のWordPressテーマには3つのタイプがあります。
- ビルダープラグインをインストーすることを前提としたもの
- オリジナルのビルダーが最初から含まれているもの
- ビルダープラグインのない物
とくにこの1番目の、ビルダープラグインをインストールすることを前提としたテーマに注意が必要だと思っています。
主にEnvatoで販売されているテーマで、特に人気のベストセラーに多いです。
EnvatoでうられていないWordPressテーマは、2と3のタイプがほとんどです。
日本で大人気Web系ブログのmanaさんが参加してらっしゃったThemifyなどは2番めです。
独自のビルダーが含まれています。
今更ですがこのビルダーっていうのは、ドラッグ&ドロップでレイアウトやデザインを変更できる仕組みのことです。
なお念の為ですが、Gutenberg グーテンバーグ もしくはグーテンベルグ という新しい仕組みがWordPressでは推奨されています。
これはWordPressがつくったビルダープラグインみたいなものです。
WordPressのメーカー(という言い方も妙ですが)は、このGutenbergを使用することを推奨しています。
また、Gutenberg用のWordPressテーマもありますが今回は触れません。
ただGutenberg用のテーマを利用するならもはや国産のテーマのほうが絶対オススメです。英語圏のテーマをわざわざ使用するメリットはもはや無いんじゃないかと思っています。とだけ付け加えておきます。
1.最大級のWordPressテーマ販売プラットフォーム Envato Market(エンベトマーケット)
海外製のWordPressテーマといえば envato(えんべと)が一番有名です。
envatoは今や非常に多くのサービスがあります。
インスタ用のホームページ作成アプリ(無料)まであります。
envatoの説明をしているとまた長くなるので省きますが、WordPressテーマが一番いっぱいうっているサイト。
だと思ってください。
Envatoで大人気のWordPressテーマにある傾向
Envatoで人気のWordPressテーマは作成年が2015年前後が多い印象です。
この頃のWordPressテーマは、WPBakery Page Builder(ダブルピーバークレイ)
というビルダープラグインを入れることを前提として作られていました。
2018年ころからElementor(エレメンター)というビルダープラグインの人気が高まってきました。
するとEnvatoの有名テーマも、Elementorを入れることを推奨するようになりました。
推奨とはいいますが、Elementorもインストールして有効化してくれと催促してきます。
ほとんど強制的です。
するとWPBakery Page Builder(ダブルピーバークレイ) と Elementor(エレメンター) という2つのビルダープラグインが入ることになります。
これだけでもなんか、微妙な感じなのに、このWPBakery Page Builder(ダブルピーバークレイ)
がまた、Pro版にしませんか?という表示が消えません。
お金払えば消えますが、ElementorもPro版にしませんか?
両方のプラグインにお金はらう意味はまったくありません。
無料版でも良いのですが、こちらのようにいつもアップデート出来ないプラグインが目につくことになります。
これまたWPBakery Page Builder(ダブルピーバークレイ)と一緒にスライダープラグインも2つおまけで付いてきます。
両方とも無料版であるかぎりアップデートの表示が消えません。
まずこの表示が個人的にはかなり煩わしいのです。
いかがでしょうか。
気にしすぎなのかもしれませんが。
まずこれが注意点です。
たぶん、使いづらくて挫折します
Envatoで長年ベストセラーであったBridgeの管理画面です。
ヘッダーだけで40項目以上あります。
私は英語みなれているのでまだなんとかなりますが、それでも正直・・・
このBridgeで完全なるコーポレートサイトを創ったことがあります。
それなりのが作れるのは間違いないですが、テーマの癖がつよすぎるのと、先のプラグインがいつも更新してくれ〜〜 ってなっているのがどうにもきになって挫折しました。
Envatoのテーマにはこのビルダープラグイン2つ盛りがかなりおおいです。
だんだんとElementorだけに絞られてきていますが、古くからあるテーマはおおむねWPBakery Page BuilderとElementorの2つ盛りになる傾向があります。
独自のビルダープラグインをつかったテーマ
これは楽です。
管理画面もスッキリと軽いです。
Flatsomeなんかは国産にもない最高のテーマだと思います。
Envatoではないですが、Themifyは、オリジナルのビルダープラグインが使いやすいテーマです。
EnvatoにもこのThemifyライクなテーマがあって人気です。
これは購入したこと無いので詳細はわかりませんが、独自のビルダーがかなり良さそうです。
21万個うれていて、☆5つはEnvatoでも超優秀テーマです。
Elegant Theme の Divi も有名で評判がとても良いです。
私も趣味で購入しようと思っていました。
メディアサイトをやるならNewspaper 9
補足ですが、メディアサイトをやるならかなり優秀なNewspaper 9
これもなかなかオリジナル色の強いビルダーです。
クライアントに納品するのに使ったことがあります。白人に英語のYoutubeチュートリアルを教えたりして不思議な気持ちでした。
ビルダーを使っていないWordPressテーマ
ドイツ人らしいです。
そのドイツ人ぽいといったら語弊があるかもしれませんが、無駄を省きまくって綺麗なWordPressサイトを作ること目的としたWordPressテーマです。
ミニマル&クリエイティブとなっていますが、まさに。
私はUkuというのだけ購入したことがあります。
ビルダーはありません。
1番目のカテゴリーはここ
2番めのカテゴリーはここ
みたいにカテゴリーの順番で表示位置が決まる感じです。
独特の発想ですが、ビルダープラグインの使い方を覚えるよりはずっと楽です。
ただ英語のみですし、カスタマイズはちょっと面倒です。
このままシンプルに使いたい方だけにおすすめです。
今からWordPressの海外製有料テーマを使うなら
完全に私の個人的な趣味、じゃなかった感想です。
- ネットショップならFlatsome
- ビルダープラグインが入ったものだったらElementorだけ入ったもの
- DiviやThemify
このあたりを選ぶと間違いないと思います。
Elementorは日本語表示ですし、Pro版にする価値もあると思います。Barklayは昔eBayがペイパルに対抗して自前でつくったた決済手段が自然淘汰で消えていった時みたいな感じです。
さらに補足で海外テーマをわざわざ選ぶ理由
今回はGutenbergについて解説しませんでしたが、Gutenbergを使用するとしたら私は国産のテーマを選びます。
とたとえばSnow MonkeyやyStandardなどです。
自分は何度もGutenbergに挫折しているのでClassic Editorでいくなら海外製テーマを僕なら選びます。
Gutenbergがまだ自分には使いづらいくて何度も挫折しています。
もう少し体感的に敷居が低かったらECサイトもブロックだけでなんとかいけます。
ただECサイトはそこまでするならSTORE.JPやベイス、カラーミーショップなどを使用したほうが楽ですね。
しかも絶対に売れる保証という意味ではヤフーショッピングや楽天ってこてとになるのかもしれませんが。でもネットショップ歴18年目の自分からすると楽天でショップやりだすとネットショップを育てるという一番大事で汎用性高いスキルを楽天にお金で解決してもらうので独自のネットショップをおすすめします。大規模転売ヤーとして生きるなら楽天とヤフーショッピングです。
テーマの話題とずれてしまいましたが、WordPressを使うという前提でいうならば今後はGutenbergでいくか、クラシックでいくかを悩んだあと、クラシックでいくなら海外製テーマの中で選択していくということになると感じています。
1年後はまた状況ががらりとかわっているでしょうから、これは2020年12月を目前とした今の自分の感想でした。
以上今回は海外製のWordPressテーマを選ぶときの注意点でした。
有難うございました。